井戸を掘る前の準備

地下水はどこにある?

井戸掘り地下水は三つの地層にあります。

  1. 砂の層
  2. 砂利やれきの層
  3. 水が入る岩層か岩の割れ目

最もよい水源は?

水の質がよければ、どこでもよいが、砂と砂利は水を濾過するので、この様な地層の水は最もよい。よく、岩盤に当たる前に砂か砂利の層があるが、一番深い場所の水がベストとはいえない。殆どの地下水は地面から20~40mの深さ以内にある。自家井戸の平均深さは20mくらい。
ロータリタイプの井戸掘り機の場合、穴が開いているドリルパイプの先に土か岩を削る刃先を取り付る。ドリルパイプと刃先を回転させながら、泥水をドリルパイプの中に吸い上げる。刃先は土を削り、削られた土をパイプの外側から流す。刃先が地下へ進むにつれ、ドリルパイプを加えていく。

どこに掘れば良いか?

井戸掘り先ずは、近所に井戸があるかどうか情報を集めます。もしあれば、目標の深さが分かります。そして、最初は便利な場所を掘ってみる。

但し、場所を決めるのに周りの地形を考慮する。例えば、大雨の時に雨水が井戸の上から入らないようにしたい。もちろん、汚れた土、池などから離れた場所が良い。もし掘っている間に、掘りにくい地層に当たったら、少し離れた場所でもう一度掘ってみる。

地下水層に当たったかどうか、どのようにして分かる?

ロータリ工法では、回転している刃先は穴の底の土、岩を削る。循環している水によって、その削られた土、岩が穴の上まで上がってくる。このシステムにより、地下水層に当たったかどうかが確認できる。主に3つのインジケーターがある。

  1. 最も重要なインジケーターは上がってくる水の中の土、岩などである。 大きい砂の粒が上がってきたら、地下水に入っている可能性がある。その砂の下に岩、または粘土の層があれば、さらに強いインジケーターになる。
  2. ドリルパイプを取り付けるときに泥水ポンプを止める。その時、もし穴の中の水が急に落ちれば、地下水層に入っている可能性がある。
  3. 穴から出てくる水の温度が急に冷たくなれば、地下水層に当たった可能性が高い。地下水は井戸掘りに使っている水より20℃~30℃低い温度である。
深ければ深いほどいい水が出るというわけではない。場合によって、深いところに使えない水の層があるかもしれない。殆どのところでは40m以上掘る必要がない。いい水の層に入ったら、穴を広げてケーシングを入れる。

素人に無理な地層はありますか?

最も難しい地層は砂利やれきである。特に川の近くだと厚い砂利の層があるかもしれない。砂利は崩れやすい地層なので、最悪の場合、刃先とパイプが抜けられなくなることもある。こういう地層を掘るのにある程度経験が必要だし、リスクが多いから、井戸掘り業者に頼んだほうがいい。

現場の準備

現場の準備図最初は二つの水穴を掘る必要がある。右記図を参照。 300リットルの穴に粘土、砂などが溜まってしまうから作業の途中できれいにすることは大切。掘り始める前に、その泥をどこに捨てるかを考えるとスムーズに作業ができる。また、泥水も時々流す必要があるから前もって排水のことを考える。

次に泥水を用意する。粘土を掘る時、水だけで大丈夫ですが、砂、砂利などの場合、ベントナイトと有機ポリマーを水に混ぜ、濃い泥水を作った方が無難。砂の地層に入ったら、穴の壁が崩れることもある。また、泥水が流れていく地層では、泥水が急激に減っていく。こういう時はベントナイト粘土、またはその他の添加剤を泥水に混ぜて井戸の中に送る。ベントナイトは固い壁を作ってくれる。最近人気になったのは、ベントナイトと有機リマー「ホレール」を混ぜることである。メーカーの指示に指示により、100リットルの水に対してベントナイトを3kg、ホレールを40cc位です。よくかき混ぜると濃い泥水ができる。

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